りんくさまさま

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ジブリ作品の水と命(コリクコ坂から)に想う

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コクリコ坂から 公式サイト

 映画館で観れなかったので、DVDレンタルで子供達と観ました。ジブリ作品は、いつも水に関係してるシーンが必ず出てくるように思います。

それも結構重要なテーマや位置づけが多いです。
水が重要じゃない作品でも、水の背景や水に関係したシーンは、あるはずです。
今回も主人公が海(うみ)という名前で、舞台が横浜で・・・・そうバッチリ水そのものでした。
命と水のつながりや水の静けさそして偉大さあるいは、包容・・・その描写や音楽・映像の美しさにひきこまれてしまいます。
1963年頃、東京オリンピックの前の年が時代背景でしたが、まず街並みや人々達の生活がとても美しく感じる映像でした。
どうしてこんなにも、美しく描くことができるだんろうと・・・見入ってしましいました。

コクリコ坂のメッセージのページに、団塊の世代が現代っ子と呼ばれ始めた時代、その世代よりちょっと上の高校生達が主人公である。首都高はまだないが、交通地獄が叫ばれ道も電車もひしめき、公害で海や川は汚れた。1963年は東京都内からカワセミが姿を消し、学級の中で共通するアダ名が消えた時期でもある。貧乏だが希望だけがあった。  新しい時代の幕明けであり、何かが失われようとしている時代でもある。とはいえ、映画は時代を描くのではない・・・・・とありましたが、私はこの時代の美しさを感じました。
コクリコ坂から −メッセージ−

映画自体、全体としてのストーリーはつっこみ所も、いくつかありましたがストーリーとしては、個人的にはシンプルで好きです。
恋と希望、生きていくことに前向きであること(上を向いて歩こう)ということを旧き良き時代の描写と共に綴っています。

もしかしたら、現代の子供達にとっては、つまらないかもしれない映画だったけもしれませんが、この映画の時代に幼少だった頃の世代の方は、時代背景の描写だけでも、涙でいっぱいになったかもしれませんね・・・。


海と俊の純愛が、水(横浜の海)の深さ(広大さ)と重なりあって、いい味を出していました。愛は生命(いのち)ですから・・・。

この映画は、続編があってもよさそうな気がしましたが、皆様はいかがだったのでしょうか?


私は、今日やっと観れて満足でした。