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りんくさまさま

サイトやブログを立ち上げたら、SEO対策のひとつにテーマとされている被リンク!自力で可能、無料かつ有効なメモを・・・・と思いながら記事は脱線しまくりです。

Y氏

このクソ親父(4部)完

このクソ親父(3部)から つづき 薄暗いアパートの玄関口で、女性は、小さな、か細い声でY氏へ言った。 「すいません、下の階のHです。・・・・・少しだけ、中へ入れていただけませんか?」 Y氏は、その時初めて下の階の人と出会ったので、何と言えばい…

このクソ親父(三部)

このクソ親父(二部)から つづき Y氏は、全くワケがわからず、部屋に戻ると子供達の睨みつけていた目が、忘れられずに悩んでしまった。 ~あの子供達は、本当に自分に向かって叫んだのか?!~ ~いやぁ、確かに私しかいなかったし・・・でも、何のことだ…

このクソ親父(二部)

このクソ親父(一部)から つづき 「ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・・・・。」 「ポワァーーーーーーーーーーーーン。」 「ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・・・・。」 また電車か・・・・Y…

このクソ親父(一部)

「帰ってくんなぁ~!このクソ親父!・・・。」 小石を握り締めながら、明らかに敵意むき出しの目で、子供達は、Y氏のほうをじっと睨みつけていた。 Y氏は、一瞬たじろいだが、それよりも何が起こっているのかさえ全く理解不能だった。 ・・・・・・・・…

さよなら先生【後編】

さよなら先生【前編】から つづき Y氏:「Sさんですか?・・・ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいましたか?」 Sさん:「・・・・・・・・・。」 Sさん:「電話だとお話しが長くなってしまいますので、一度家に来て、パソコンを見てもらえませ…

さよなら先生【前編】

「あと・・・たったの3ヶ月しかないんです!・・・。」 そういうとSさんは、ヒクッヒクッヒクッ・・と声をおさえるようにして、すすり泣きを始めた。 ・・・・・・ Y氏は、バブル崩壊後まもなくして、会社から自宅待機を命じられたが、 じっと家に篭って…

真夜中のタクシーチケット【後編】

真夜中のタクシーチケット【前編】から つづき タクシーメーターが、4千円近くになった頃、後部座席から呪いでもかけんばかりにメーターに向かって、そっと両手をかざしながら、ガンを飛ばしているY氏に・・・・ 運転手がおもむろに話し始めた。 運転手:…

真夜中のタクシーチケット【前編】

「お客さん!お客さん!大丈夫ですかっ!降りてください!」 駅員さんの揺すり起こされる振動に心地よさすら覚えながら、Y氏は、ぼんやりと目を開けた。 ~~~~しまったぁぁっっ!!!~~~ ~~~~ドン・ピロピロピロピロォ~~~~~~~ッ! 急いで…

夕立と少女【後編】

・・・・夕立と少女【前編】から続き・・・・・ Y氏は、女子学生を車に乗せたままひたすら無言で、駅までの道のりを急いだ。 車内にはただ気まずい空気が流れ、激しい雨音がひたすらノックしていた。 ふと後部座席で、、ガサゴソと何かを取り出すような音が…

夕立と少女【前編】

蒸し暑い金曜の午後、Y氏は出張先で地方都市の郊外にいた。 初めての街だったが、どことなく親しみを感じる町並みと風景に、ゆったりとした気持ちでハンドルを握っていた。 その街は、自然がとても豊かで初夏の緑が眩しく輝き、すがすがしい香りが漂ってい…