りんくさまさま

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さよなら先生【前編】

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「あと・・・たったの3ヶ月しかないんです!・・・。」

 

そういうとSさんは、ヒクッヒクッヒクッ・・と声をおさえるようにして、すすり泣きを始めた。

 

   ・・・・・・   

 

Y氏は、バブル崩壊後まもなくして、会社から自宅待機を命じられたが、

 

じっと家に篭っているのも嫌で、

 

希望退職の道を選択した。

 

しかし、全くと言っていいほど、次の転職先が見つからずに、小さなパソコンスクールで

 

講師のアルバイトを始めて1ヶ月ぐらいたった頃の話だ。

 

マンツーマンの小さなパソコンスクールだったが、生徒さんの年齢や質問や

 

パソコンで習いたい内容などもそれぞれで

 

Y氏にとっては、新しい発見もあり、とてもいい刺激になっていた。

 

Sさんと授業をするのは、今日で3回目。

 

前回は、エクセルで作った表を元に、パワーポイントの資料をまとめる内容だった。

 

パワポ部長さながら、Y氏はちょっと上司っぽくキリッとした口調で

 

Y氏:「おはようございます!Sさん、前回の資料は完成しましたか・・・?。」

 

!!!!!しかし!!!!!!!

 

3度目に会うSさんを見て、Y氏は驚きを隠せなかった。

 

Sさんは、40代後半で、クセ毛風なロングヘアーをナチュラルスタイルにして後ろで軽く縛り、

 

淡い色のブラウスと紺のタイトスカートがよく似合う清潔感が漂う女性だった。

 

いつも元気いっぱいのSさんは、Y氏にはとても好印象だったのだが、

 

今日は髪の毛もボサボサで、服装も明らかに、いつもと違う。

 

そして何よりSさんの憔悴しきった表情に、思わずY氏は目を見開いてしまった。

 

Y氏:「Sさん、どうかされましたか?・・・・大丈夫ですか?・・・」

 

それしか、かける言葉が見当たらなかった。

 

Sさんは、パソコンの前に座ってもパソコンの電源も入れようともせずに、

 

ただ遠くを見つめるかのように

 

Sさん:「もう、パソコンなんてどうでもいいでんす・・・・。」

 

Y氏:「えっ・・・・・・・・・」

 

Sさん:「家の人が、あと3ヵ月しか生きられないって・・・・・・・。」

「あと・・・たったの3ヶ月しかないんです!・・・。」

 

Sさんは、そう言うとすすり泣きを始めてしまい静かなパソコンルームに、

 

その悲痛のような泣き声は、響きわたった。

 

~~~~~~ここは、パソコンスクールしょょっっ!!!~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~ドン・ピロピロピロピロォ~~~~~~~ッ!

 

Y氏は、困り果ててしまい、他のスタッフに助けを求めようと周りを見渡したが、

 

明らかにその異様な様子に

 

他のスタッフや来校している生徒さん達も、疑惑の目を向けたまま近寄ることもできずに

 

ただじっと、Y氏の出方(様子)を伺っているばかりだった。

 

Y氏:「Sさん、とりあえず落ち着いてください。ねっ、今お茶でもお持ちしますから・・・。」

 

Y氏:「あとよかったら、これお使いください。」

 

そう言うと冷たいお茶と一緒に、以前から大事に愛用している

 

汗拭きタオルをSさんに差し出した。

 

Sさんは、お茶を一口だけ飲むとそのタオルで、軽く目の下を拭いた。

 

Sさん:「ごめんなさい・・・。」

 

Y氏:「今日は、パソコンなんて止めましょう!。もし私でよかったら、お話聴きますから・・・。」

 

日頃から、厳しいマネージャーのするどい視線を感じたが、Y氏は既に、周りなど全く気にしていなかった。

 

Sさんは、電源の入っていないパソコンのキーボードをじっと見ながら、肩を落としたまま話しを始めた。

 

Sさん:「主人がずっと腰痛が治らなくて、ツライって言ったので、私も念のため、検査すればって言ってたんだけど・・・。」
 

「先月に自分の会社を起こしたばかりで、こんな時社長が、休んでられるか!・・・って。」

「それで、やっとこの間、一緒に病院へ検査しにいってくれたんです。」

「お医者さんに、結果聴きにくるように電話があって、私昨日仕事の帰りに行ってきたんです。」
 

「そしたら、末期の肝臓ガンだって・・・・・。もう無理だって・・・。」

 

再び、すすり泣く声・・・。

 

Y氏:「・・・・・・・・。」

 

あまりにも、切なかったSさんの告白に、ついY氏も目頭に熱いもの感じたまま、じっと俯いてしまった。

 

Sさん:「こんな時に、こちら(パソコンスクール)に来るつもりもなかったんですけど・・・・。

ただ誰かに話さないと自分がおかしくなりそうで・・・すいません・・・先生。」

 

Sさん:「まだ主人にも、何も話してないんだけど、どう伝えればいいでしょうか?」

 

「いずれは、本人も交えてって・・・病院の先生も言ってるし、でもどうやって、本当の事を伝えればいいんですか?。」

 

Y氏:「・・・・・・・・。」

 

どのぐらいの沈黙が流れただろうか・・・・。

 

Y氏は、少し厳しい表情になると、Sさんに静かに言った。

 

Y氏:「Sさん、そんな大切な事を私に決めさせては、いけないと思います。」

 

「それは、家族である貴方が決めるべきことではありませんか? 貴方の愛するご主人のために、貴方が決めて話すこと・・・。」

 

「それこそがベストな判断なのでは、ありませんか?」

 

「もし、嘘をつきたいなのならそれでもかまいません。しかしいずれは、ご本人も自分の体に気が付くはず(わかるはず)です。」

 

「事実ともに、Sさんの今の素直なお気持ちを話してあげては、どうですか?」

 

そう、Y氏が話すとSさんは、スッと席を立ち、無言のまま帰っていってしまったのでした。

 

その日は、とうとう一度もPCの電源を入れることなく授業が、終わってしまい・・・・。

 

当たり前なのだが、ここはパソコンスクール・・・・。

 

そして、Y氏は、Sさんから授業料を受け取ることができず

 

~~~~~~あぁぁ、授業料は、給料から天引きぃぃぃ!!~~~~~~~~~~~

 

その後、Sさんとは、出会うこともなく、それから3ヶ月半ほど経ったある日のこと・・・。

 

Y氏は、まだ転職先が見つからずにいた。

 

いやそれどころか別居中の女房から離婚調停まで申し立てられて、Y氏は失意の中にあり、ただ漫然と自信喪失の日々を過ごしていた。

 

そんなある日の夕暮れ時、パソコンスクールの電話がなった。

 

Y氏:「ハイ、○○○○パソコンスクールです。」

 

「もしもし、Sと申しますけども、Y先生でいらっしゃいますか?。」

 

そうあのSさんからの電話だった。

 

さよなら先生【後編】へ つづく

 

 

真夜中のタクシーチケット【後編】

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真夜中のタクシーチケット【前編】から つづき


タクシーメーターが、4千円近くになった頃、後部座席から呪いでもかけんばかりにメーターに向かって、そっと両手をかざしながら、ガンを飛ばしているY氏に・・・・
 

運転手がおもむろに話し始めた。


運転手:「実は、昨日娘が帰ってきたんですよ。」

Y氏:「そうですか、何処か海外にでもご旅行に行かれてたんですか?」


運転手:「いえいえ、家出をしてからやっと帰ってきてくれたんです。」

Y氏:「・・・・。」


運転手は、まるで一緒にお酒を酌み交わしているかのように、急に語り口調になった。


運転手:「2年前に、女房を急に病気で失くしまってねぇ、ずっと独りで暮らしてて、そりゃもう寂しくてぇ~。」

Y氏:「どうして、急に娘さん帰ってこられたんですか?」


運転手:「実は・・・娘が高校生の頃、クスリで逮捕されちまって、一度も顔を合わせることがないまま、私が縁を切ったんです。」

「女房が元気なうちは、時々連絡をとってた、らしいんだけども・・・・。」

「亡くなったことを知らせようと思って探したら、厚生施設に入っていた・・・。」

「俺だけは、それをずっと知らなかった・・・・・うん・・・んでも、やっと立ち直って帰ってきた。」



Y氏:「・・・・・・・・。」


運転手:娘がねぇ

・・・・「家族でも他人でも、人に優しくしてもらったら、その分、自分も優しくしなきゃだめだよ。」・・・・

って施設にいる間、家の女房に何回も言われたって。




Y氏:「そうだったんですか・・・・。」



タクシーメーターは、もう間もなく、8千円を越えようとしていた。


Y氏:「そろそろ、この辺りで降ろしていただいて結構です。」


運転手:「そうですか、わかりました。」


支払いのメーターをあげて、タクシーが止まった。行く先までの半分も走っただろうか・・・。



Y氏は、有り金を全部、運転手に手渡すと・・・・


Y氏:「どうか、お元気でご家族で仲良く、お幸せに暮らしてくださいね。」


そう言い、降りようとした。


すると運転手が、

運転手:「M戸市のどこまでだい? 家族は、家にいるの?」

Y氏:「いえいえ、独り暮らしで家にも誰もいないし・・・・。」

運転手:「お金は、払ってもらわなくていいから、貴方も誰かに、私のチケットを返してあげてくださいね。」


Y氏が、運転手が確かに言った・・・・


・・・・・『チケット』・・・・・


その意味が理解できるまで、そう時間はかからなかった。


そう言いと、ドアを再び閉めると、メーターをあげることなく、タクシーはゆっくりと走りだした。

窓から見える夜明け前の静かな街の灯りが、Y氏には、かすんで見えなかった。

 

 

真夜中のタクシーチケット【前編】

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「お客さん!お客さん!大丈夫ですかっ!降りてください!」

 

駅員さんの揺すり起こされる振動に心地よさすら覚えながら、Y氏は、ぼんやりと目を開けた。

 

~~~~しまったぁぁっっ!!!~~~

~~~~ドン・ピロピロピロピロォ~~~~~~~ッ!

 

 

急いで飛び起きて、電車を降りるものの、まだぼんやりと半分は、夢の中。

 

「・・・ここは、ドコ・・・・わたしは、ダレ?・・・・」

 

東京に出てきて十数年経ったY氏は、ようやく仕事も順調にいきかけつつあるシステムエンジニア

当時、バブル全盛期の中、一つのプロジェクトが終わりを迎えて、

チームで打ち上げをかねての飲み会をした帰り道のことだった。

 

乗り換えるはずだった○千住駅をゆうに通り過ぎて、その路線の終点駅・・・・。

そこは、「T動物公園」駅だった。

 

ふとを時計を見るとすでに、深夜1時をまわっている。

 

駅に出ると商店街の灯りもまばらで、タクシーも一台もなかった。

 

歩いて帰るには、不可能な距離・・・・。

 

どうしようか・・・・Y氏は、うろうろと駅周辺を周りながら、自らの行動パターンを模索してみた。

 

1:始発まで、開いている居酒屋を探して飲み歩く

2:マンガ喫茶で、眠ってしまう

3:24時間のカラオケで、疲れ果てるまでワンマンショーをやる

4:サウナを探して、素泊まり(一泊)する

5:とりあえず行ける所まで歩いてみる

6:雨風しのげる所で、野宿する

 

しかし、明日はプロジェクトチームの完成発表会・・・。

Y氏は、司会を担当することになっており、どうしても帰宅する必要があった。

 

さらに行けそうな、居酒屋ふうっぽいお店もなくまだ肌寒い春先の時期に、野宿は危険をともなう気がしていた。

 

 

悩み抜いたY氏は、財布の中身を確認せずにタクシーに乗る決意をした。

幸いにもちょうど駅前のロータリーに入ってきた個人タクシーに、Y氏は手を挙げた。

 

Y氏:「すいません、M戸市方面までお願いします。」

 

運転手:「ありがとうございます。M戸市方面ですね。」

 

タクシーが走り始めて間もなく、高速道路の看板が見えてきた。

 

運転手:「お客さん、高速道路使いますか?」

 

Y氏は、念のためと思い財布の中身を確認した。

 

~~~~やべぇ、これじゃ、全然、足りねぇっしぁぁっっ!!!~~~

 

走行距離や手持ちの金額を全く確認せずに乗ったY氏は、直ぐに誤算だったと気がついた。

しかし走りだしてしまったタクシーをここで降りるのも恥ずかしかった。

 

運転手:「どうされますか?」

 

Y氏は、残金が8千円しかなかったことを気にしながら、高速道路の途中でメーターがあがってしまったら大変だと思い、

 

Y氏:「いぇ、下の道(したのみち)でお願いします。」

と丁寧な口調で答えた。

 

打ち上げの後の2軒目のお店で気前よく支払ってしまったのを思い出し、後悔しているY氏を知らずに、やたらと愛想の良い運転手は話しかけてきた。

 

運転手:「何か、急なご不幸でもあったんですか?それともお仕事のトラブルか何か?」

 

Y氏:「いえ、ただ寝過してしまっただけなんです。」

 

運転手:「そうですか・・・・。ここからだとかなり遠い距離で運賃も高くなるけど大丈夫ですか?」

 

非常に恥ずかしい思だったが、やむを得ずY氏は、正直に話した。

 

Y氏:「実は・・・・8千円しか手持ちがないので、そこで降ろしていただければ・・・・。」

 

運転手:「わかりました。では近くなったら言いますね。」

 

Y氏は、後部座席で眠ることもできずに、ただひたすらに、タクシーメーターをじっと見つめていた。

 

 

 

真夜中のタクシーチケット【後編】へ つづく

 

どんだけ老け顔ですか?


 

「すいません、大変失礼なんですけど、お歳はおいくつでしょうか?」

「ぼく、みっっちゅ、でぇ~す!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


 以前、職場の上司だったM氏、実際の年齢にはとても見えず、若々しいというかベビーフェイスでした。

若い頃、老け顔といわれている方は、歳を経ても変わらずに逆に若く見られるということをよく聞きますが・・・。
皆さんは、いかがでしょうか?


時々、親父ギャグをかましていたそんなベビーフェイスのM氏も、学生時代はめちゃくちゃ老けてみられていたそうです。


そのM氏が、中学生時代だった頃の話・・・・。


今日は、床屋さんに行こうと思い、いつも行っている近所の床屋さんへ・・・。

しかし、臨時定休日・・・・。

「髪の毛をさっぱりしたい!」と決めるとなかなか諦めが付かないものです。

隣町まで、電車で足を伸ばして、初めての床屋さんへ赴いたそうです。

当時、M氏は中学3年生!

少し古ぼけた感じの街角の床屋さん・・・・・


M氏:「角刈りでお願いします。」

床屋オヤジ:「はいよっ!、ちょっとアイパーいれてみるかいっ?!」


M氏:「・・アイ???・・・・いぇいぇ、普通でお願いします。」


床屋オヤジ:「家(うちの床屋)は、はじめてだね?」


M氏:「ハイ・・・・・。」


床屋オヤジ:「ところで、ダンナァ、今日は休みかぇ??」


M氏:「ダンナ・・・・????いぇ、夏休みです。」


床屋オヤジ:「ハッハァーーーーッ、エエネェーーーーッ(いいねぇ)!!!、もしかして、アイテー(IT)関連かぇ?長期休みバリバリの!」


M氏:「いえぇ・・・・ばく、中3(ちゅうさん)なんですけど・・・・????」


床屋オヤジ:「またまたぁ~っ、ギャグも冴えてるねぇ~っ!!、ダンナァ、いいよぉサイコー!」


M氏:「・・・・・・・・・・・。」


M氏は、その後何も話せず、床屋のオヤジのされるがままに・・・・。


床屋オヤジ:「ダンナァ、ビシツと角刈りで、気合い入れときましたからねぇ・・・・」


何故か、少年の角刈りとはちょっと違う角刈りで、気合いの入った剃り込み(ソリコミ)入りで、

&メンズコロンいっぱいで床屋を後にしたM氏・・・。


帰り道は、

自衛隊の勧誘を受けたこと・・・。

呼び込みのお兄さん達に、たくさん声をかけられこと・・・・。

素敵なお姉さま方にも、誘われたこと・・・・。

未だに忘れられないそうです。



もう定年も迎えてしまったM氏、なかなかお会いする機会がなくなってしまいました。

どうかいつまでもベビーフェイスの素敵なダンナ様でいてください。

人は、見た目(外見)で判断していけない!

といいますが、日本人は、顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離等々、

初対面であるなら、なおさら気にならない人はいないと思います。



しかしせめて、いわゆる見た目(外見)が、単なる「誤解」や「偏見」で終わらない人間・・・・

「心の傷(心の痛み)のわかる人間」でありたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

 


追記:

私の学生時代、床屋さんといえば、「研ぎ革」(とぎかわ)でした。

散髪が終わり、オヤジさんが、剃刀を皮ベルトのようなもので

「シャン、シャン?、シュリ、シュリ?ジャリゴシュ?」

何とも言えないような音で、研いでいました。

アッチアッチーのタオルを顔に当てて、その音聞きながら、少しドキドキしたものです。

今では、研ぎ革ベルト、すっかり見なく(聞かなく)なってしまいましたね。

見えないラジオの世界

クラシックタイプ目覚まし時計付きFM/AMラジオ

 

「もうすぐ10時(22時)だ!」・・・あわててラジオのスイッチを入れる
 わくわくしながら、机のスタンドの電気を少し落とし、鉛筆をいったんおき、ラジオから流れる音に耳を傾ける・・・・。
 私は、学生時代のほとんどが、テレビではなく、ラジオ番組で過ごしたように思います。
 NHK-FMの『サウンドストリート』(Sound Street、通称『サンスト』)が、もっとも良くきいたラジオ番組でした。
 1978年11月23日から1987年3月20日までNHK-FMで放送された音楽番組ですが、DJがとにかくすばらしかった!
  そして番組構成や特集も選曲、何もかもがわくわくするような内容でした。

 当時は、こんなスペシャルなDJが、月曜~金曜までの、22時~を飾ってくれていました。

 

 

サウンドストリートとは

サウンドストリート』(Sound Street、通称『サンスト』)は1978年11月23日から1987年3月20日までNHK-FMで放送された音楽番組である。

放送時間は、毎週月曜日 - 金曜日の22時台。
佐野元春坂本龍一甲斐よしひろ山下達郎渋谷陽一といった当時の日本のポップス、ロックを代表するミュージシャンや評論家がDJをつとめ当時はまだメディアで放送される機会が少なかった国内外のポップス、ロックを紹介して日本の音楽シーンに大きな影響を与えた。

例えば坂本の担当日の目玉企画のひとつであった「デモテープ特集」ではリスナーからデモテープを募集し、アマチュア作品を中心として流した。これには若き日のテイ・トウワ槇原敬之が投稿しており、いくつかの作品がCD『DEMO TAPE-1』(MDC4-1070)に収録されている。ディレクターは湊剛。
サウンドストリート - Wikipedia 引用

 

  

そして、その番組が終了すると興奮覚めやらぬやいなや、
 クロスオーバーイレブンという番組が始まります・・・・・・・
 これがまた、ナレーションそのものや、DJトークの時間は短く、ほとんどありませんでしたがとても好きな番組でした。
特に、津嘉山 正種(Masane Tsukayama)さん (1982年4月から2001年3月の番組終了までナレーターを担当)の甘い声が、たまならく心に響いてきました。

語り口調で、ショートショートをゆっくりと話してくれる番組構成の時が、大好きでした。
『もやしくん』シリーズのお話しが、私は最高でした。
 そして、クロスオーバーイレブンが終わるころ、時計は深夜0時を迎えます。

そして、ラジオの向こうからも

 

 「もうすぐ、時計の針は12時を回ろうとしています。今日と明日が出会う時、クロスオーバーイレブン・・・」

 

と決め台詞が流れます。
またこの番組、復活してほしいです。
日付がかわった後の時間はチャンネルを切り替えて、やっぱり『オールナイトニッポン』でした。
もちろん、中島みゆきビートたけしが、DJをしていた頃も、聞いておりました。

  

クロスオーバーイレブンとは

1978年11月23日よりレギュラー化され、以後2001年3月29日まで22年以上にわたり放送される人気番組となった。
番組は音楽(1回あたり10曲程度)およびスクリプトと呼ばれるミニラジオドラマで構成され、個性的な男性俳優陣のナレーションによるしっとりとした語りとともに一日の締めくくりにふさわしい落ち着いた時間を演出した。

なかでも、エンディングでの

「もうすぐ、時計の針は12時を回ろうとしています。今日と明日が出会う時、クロスオーバー11…」のナレーションは、一日の締めくくりにふさわしいフレーズとして定着した。


クロスオーバー11 - Wikipedia
引用
クロスオーバーイレブン(ファンサイト)

 

ラジオの世界に・・・(やっぱりラジオが好き)

どんなに便利な時代であっても、電力不足やエコ推進の現代、電気や電池が不足した時は
手巻き式のラジオや小型ラジオが重宝されています。
特に、大きな震災や災害時の情報供給や細かな道路交通情報、地域情報でも、その強さを発揮しますよね。

ラジオは、インターネットや携帯電話、テレビなどとは、全く違ったメディアのような気がしています。
目に見えない世界で、ラジオというボックスから、音や声が流れてきます。
ただそれに耳を傾けるだけ、しかし目をつぶれば、そこに世界がみえてきます。

目に見えないからこそ、自分自身で考えて、創造する・・・・

 

創造する力を音だけで!ラジオには、そんなパワーがあるんだと思います。

何かをしながら、ラジオを何となく聴くことはあっても、この番組を聴きたくてラジオを聴くという方は、少なくなってしまったのではないでしょうか?

「深夜の受験(試験)勉強」⇒「ラジオ」だった世代の人が、

その魅力を伝えるのは難しいかもしれませんね。

せめて聴きたいという想いをこめて、今からラジオのスイッチをONしたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

呪われたギャンブル狂


 

 男なら、『飲む・打つ・買う』・・・を経験してこそ・・・・
 

なんて言われたこと(聞いたこと)ありませんか?


実際は、男ならではなく、

「一流の芸人さんになるには、飲む、打つ、買う、が必須条件だ!」だそうです。


『ドッパ~ン、パンパラパラパラリ~ッ』

 

 元々は、芸人さん、俳優さんあるいは、タレントさんといった方が、喜怒哀楽などの感情表現を豊かするために、まず自分自身が経験してこそ!

という意味合いをこめて、自ら体験してみなさい(遊びなさい)という気持ちが、こめられているそうです。

それを経験・体験することで、芸や表現などにも磨きが出る!・・・・とうことなのではないでしょうか。



・飲む:酒・タバコ・・・・

・打つ:ギャンブル・博打・・・・・

・買う:オイラン・・・わっかんねぇっす・・・
   ちょっとオブラートに包んで、色恋沙汰・芸者遊び・Kャバ通い・Cラブ通い
   ●リ●ル、●ン●ロ、・・・・・


全部、人間の(主に男子の)根元的な欲望のような気がします。
それを経験・体験することが、失敗か成功かは別として、『男の肥やし』になるから、早目に体験してしまいなさい!
と若い頃確かに人生の先輩に、何度か言われた覚えがあります。



経験して思うことは、それが、経験(体験?実践?)で終わらない場合もあるということです。
なんでも、ホドホドに・・・とはよく言ったものです。


私は、それぞれに3つの悪魔が潜んでいて、その人に呪いをかけてしまうのだと思います。
医学的には、病気では無いといいますが、一種の重いヤマイです。

この悪魔に憑依されると深い深い谷底に落とされてしまいます。

呪いをかけられた人は、他人にどうこう助言されても、自分が呪いを解こうとしない限り、病は悪化し続け、気が付いた時には、
深い谷底から、抜け出せずに生涯を暗闇の中で、生きていかなければなりません。
病気を治すには、呪いを解こうと自分が思い、意識して、自分を信じるしかありません。

それを経験する前の自分に戻れたら、あるいはその経験した記憶そのものが抹消できれば良いかもしれません。
まぁ、誰しも忘れてしまいたい過去や消してしまいたい記憶の一つや二つあるでしょう。
でも消せないのが、過去であり、記憶なのです。



・・・ならば・・・・。




『そう!自分を信じる!・・・これしかないのです。』

 

『飲む』・・・・健康に気をつけて、そこそこ嗜む分には、もちろん結構でしょう。
お付き合いもありますし、酒乱でなければ大いに味わってください。
しかし食事と一緒に1杯が、2杯、3杯・・・・飲みすぎて二日酔い・・・ドロドロになって、黄色い太陽を見ながら出勤。
でも何故か夕方になると不思議と回復、今日もちょっと1杯だけ、そして2杯、3杯と・・・・・・
おいおい、昨日の繰り返しかよ!
結果、毎日浴びるほど飲み続け、仕事も手に付かなくなり、重度のアルコール依存症を引き起こしてしまいます。



『打つ』・・・・ギャンブルは、とてもリッチな方々が、遊び半分で時間をつぶすのは、いいかもしれません。
そもそもいわゆるお金持ちがやるギャンブルは、やり方も方法もどこが違っていますが。・・・
ビギナーズラックか何か知りませんが、勝った時の高揚を忘れずに、負けたときの事は、一切考えていません。
お金が無いからこそひと儲け・・・と疲れた体でも、意気揚々と足を運びます!
結果論として、その日、勝てばいいかもしれません。しかしそれは、次回の泥沼への悪魔の伏線でしかありません。
それに、例え勝ったとしても、ザ・ギャンブラーは、そのまますぐに、止めようとはしません。
そして、そのまま続けて、結局は痛いを思いをします。

翌日、また負けを取り返すために、会社を休んでまでも出勤します。・・・で懐が空になるまで、続けて。
挙句の果てには、両親。兄弟にまで謝金をして、それでも止めずに、とうとうサラサラやマチマチなどに走ってしまいます。
ギャンブルの種類にもよるかと思いますが、現代では、女性や中高年、年配の方々のパチンコ・パチスロの依存率も高くなっているそうです。


『買う』・・・・これに関しては、あえて説明する必要はないでしょう。

女性が買うというのも現代ではあるようですが、心配なのは、所帯を持ってからです。
独身時代から定期的に我慢できずに、楽しんでいらっしゃった方が所帯を持っても止められずに、家庭崩壊への道を・・・。
という実話もたくさんあります。

 

まだ、よく理解できないという方は、『●●依存症』のキーワードで

のサイトで検索してみてください。
それは、もう切実な生の声や質疑が、ワンサカ出てきます。


私の経験上、共通して言えることがあります。
この3つの悪魔(病気にかかってしまった)に呪われている方々は、自分を意外によく知っています。

私自身も、ごく親しい友人や知人、仕事仲間から相談を受けたこともあります。
が、しかし・・・・よくよく話しをしてみると。


どうすれば止められるかは、すでに知っている・・・・。

自分が異常で、病気なのも、理解している・・・・・・。

でも、まだやりたい・・・・・やめられない・・・・。




そして、私は、言います。

「どうぞ、やってください。気の済むまで。貴方の人生ですから。でも、自分で気が付くまで、決して呪いは解けませんよ。」

と。

 

 

 昨日、夢に突然出てきた学生時代の先輩O氏・・・・・


めちゃくちゃお世話になって、人当たりも良く、人情にも溢れ、人間味の深い人物でした。


しかし、社会人になってから『打つ』の悪魔に呪われてしまい、会社のお金に手を出してしまいました。

相当な金額になってから発覚した為、本人は間もなくして逃亡・・・・。

その職場の上司が、責任を問われてしまい還らぬ人に。

葬儀のあと間もなくして、とうとうご家族も自ら命を絶ってしまいました。

以来、行方もわからず、お会いもしておりませんが、

あれから20数年が、経ちます・・・・。

今だ彼が、『打つ』の悪魔に呪われたままでないことを切に願ってやみません。


かなりグレーな駄文に、おつきあいいただきありがとうございました。

今日何書けばいいのぉ!?って(ブログのネタ:記事に)悩んだら


 

「ブロガーの為の文章術」や「面白いブログの書き方」や「ブログを楽しむコツ」といった内容を期待してましたか?

もし今日の記事ネタが思いつかない!もしくは、何もないってひとは、ブログなんか止めてしまえば良いのかもしれません・・・・・。

「ド・ドォ~ン・・・ピロピロピロ・・・・・ッ!」


そう言われても、悲しいですよね。

 

今日ブログに何を書こうか悩んでパソコンに向かっている貴方!
そうです!記事のネタに困っている方は、よろしければ少しだけお付き合いください。

そうじゃない貴方、
『今日もすでにバリバリ、ザクザク更新しますたぁーーーーっ』
って貴方は、どうかスルーしてくださいね。

 

 

そもそもブログを始める(継続)するということ

貴方が、ブログを始めよう(あるいは継続しよう)と思うなら何か理由があるはず(あったはず)です。まず、それを思い出すことでは、ないでしょうか。

私的には、ちょっとかっこ良く表現すれば

『幸せ理論』=『ブログの記事』

だと考えております。

ここで言う自分の『幸せ理論』とは・・・・。


(何気ない日常や、平凡な日々の暮らしの中には、ブログの中に書くことなど何も存在しないと考える人々には、通用しないかもしれません。)

それは
ほんのささいな、ほんのちいさな、すっっっげぇちっぽけな出来事にも、幸せを見つけることです!

毎日の暮らし中で、

「何か今日つまんねぇなぁ・・・・」

って思うこともあるでしょう。


でも、そうやって考えられることも、実は幸せなのでは?!

幸せとは、それが自分にとって幸せだと感じることだと信じております。
(かなり表現しずらくわかりづらいですが・・・・)

それを自分の言葉で、自分なりの文章に、あるいは写真、画像、イラストなどで、表現すればよいのです。

 

別に幸せを文章にしなくても、いいでしょ!って思う方もいらっしゃるでしょう。

そうですね。確かにその通りかもしれません。


「怒り、嫉妬、悲しみ、感激、感動、爆笑、驚愕、興奮、好奇心、モヤモヤ、イライラ・・・。」

人間として、感情表現をありのままに、ブログにたたきつけても、もちろんそれもアリでしょう。

人の感情を単語にすると・・・

安心、不安
感謝
驚愕、興奮、好奇心、性的好奇心
冷静、焦燥 (焦り)
不思議 (困惑)
幸福、幸運
リラックス、緊張
名誉、責任
尊敬
親近感 (親しみ)
憧憬 (憧れ)
欲望 (意欲)
恐怖
勇気
快、快感 (善行・徳に関して)
後悔
満足、不満
無念
嫌悪

軽蔑
嫉妬
罪悪感
シャーデンフロイデ
感情 - Wikipedia

なるほど!こんなにも・・・・・・

でも、感情、気持ち、心情も、貴方が人間だから表現できる!

だったらそれも当たり前でクドイかもしれませんが、幸せなんだと思いませんか?

そんなソウルフルな(心の叫び)ブログを、私は無性に読みたくなる時があります。

『人間は、みんな寂しがり屋』さん!!!

だから、誰かに共感を求めたいと思う時もあれば、欲っしたいと思う時もあるのではないでしょうか?

記事(文章表現)にするとということ

私もそうですが、誰かに見られている誰かに読まれていると思うと文章の書き方とか、あるいは文法とか、内容とかテーマとか表現方法とか気にしすぎてしまって、どうしようもなく時間を費やしてしまうことがあります。

※もしかしたら、これがブログを継続できない一番の理由なのかもしれませんが・・・・。

書いては、やめ(消し)
また、書いては、やめ(消し)
またまた、書いては、やめ(消し)

しまいに、今日はやめ(書かない)
・・・となってしまいます。

 

たとえ、文章が少なくても・・・・
罵声だけのメッセージでも・・・
詩(ポエム)だけの世界でも・・・
携帯(スマホ)から、投稿した一枚だけでも・・・・

・・・・・。

 

 

 

「いいんですよ、貴方がそれでいいなら、だって、貴方のブログですから・・・。」

 

 

んで結局、記事のネタは?(まとめ)

ネタの元になりそうな事柄を箇条書きに、そして擬音効果つきに書いてみました。
もしよろしければ、声に出して読んでみてください
思わずブログを更新したくなるかもしれませんから・・・・・・。

  • もし貴方が、就寝前に今日の出来事をサラッサラッサラ~ッと日記風に書き綴った記事や
  • 朝起きて出勤前に、サクッカシャパシャと撮った一枚をアップした記事や
  • 初めてのお店のランチで、ウマーウマァーウマィッ!と感激した味を書いた記事や
  • あるいは、女房・夫(彼氏・彼女)とケンカしてイラッイラッイラァ~ッとした思いを書きなぐった記事や
  • 別れて(離婚)して、ジンジンジンジィーンときていることを書いた記事や
  • 職場の上司に憤慨して、コンニャローメッメッメッ!と涙ながらに書いた記事や
  • 今日のニュースや時事ネタを読んで(見て)ビビービビッビビッと刺激されて書いた記事や
  • 昔の友人や恋人との出来事をふと想い出して、ウルッ・ウルウル・ウルッときて書いた記事や
  • アフターファイブを想像して、ウォーッヨッシャーウォーッとはりきっている気持ちを書いた記事や
  • 独りコーヒーブレークで、フウゥーアフッーとため息まじりで書いた記事や
  • 愛する家族と過ごしたひと時を、ルンルンルルゥ~ンと絵文字満載で書いた記事や
  • ネットサーフィンしてて、ナンジャコリャーリャーとブックマークしてしまったサイトのことを書いた記事や
  • 動画コンテンツを検索~鑑賞してて、グエェードッファーと腹をかかえて笑ってしまったことを書いた記事や
  • 勉強や仕事で理解できなかったことが、クリアーになりドンピシャシャーッと納得したことを書いた記事や
  • 普段何気なく、疑問に感じている素朴なことをモンモンモンモォ~ンと投げかけるように書いた記事や
  • 得意分野やその道に通じていることをドントコォーイ、ヘイヘイカモォ~ン!と書きまとめた記事や
  • アート志向や芸術肌で、シャラシャラシャラリィ~ンと美しく作品・写真をアップした記事や
  • 大切にしている本棚から一冊を手に取り、ペラペラ~フンフンフゥンと読みふけった感想を書いた記事や
  • 通勤電車やファミレスで、ふと耳にしてしまった会話やウワサ話に、ドキドキドォッキィーンと感じたことを書いた記事や
  • コンビニや本屋で、立ち読みした週刊誌のネタにフェ~ッホェ~ッまじっすかと驚いてしまった芸能ネタを書いた記事や
  • 街角で見かけた不審な行動や言動をしている人にオォ~イ、ウォ~イ、どうしましたかぁと不思議に感じたことを書いた記事や
  • 目標にしていることや継続していることが達成(節目)を迎えて、ゴーゴーゴォーーーーッと絶頂をかみしめながら書いた記事や
  • スポーツや部活動で、スパンスパンスパァ~~~ンと勝利や健康に導いた術を書いた記事や
  • 病やケガに倒れてしまい自分を励まそうとトントントォーーンと肩をたたきながら、片手で書いた記事や
  • 趣味・好きな事・食べ物・飲み物などについて、グイグイグィ~ンと惹きつけるように魅力を書いた記事や
  • つらい仕事や難しい勉強に絶え忍びながら、ギリギリギリィ~ッと歯を食いしばって書いた記事や
  • 愛する(大好きな)あの人に読んでほしくて、ビンビンビィーンとなりながら赤面して書いた記事や
  • 希望や夢を追い求めて、ヒタヒタヒタヒタァ~ッと前向きな姿勢で語りながら書いた記事や
  • 昨夜の夢・営み・食事・飲み会でビクンビクンビクゥ~ンと放心しながら書いた記事や
  • 明日の受験・試合・面接・プレゼン・商談・アポイント・合コンにメラメラメラァ~ッと燃える闘志を書いた記事や

まだまだ数え切れないとは思いますが、この辺で・・・・。

ここまで書いておいて、なんですが・・・・・ネタは、あくまでネタであって、大切なのは、貴方の想いと生の声・メッセージではないかと想います。

そんな貴方のブログ、今日も更新してくださいね。

 

不快に思われた方、余計なお世話っしょっーて思われた方、大変失礼いたしました。
おしまいまで、お読みいただきありがとうございました。